さて、次はいよいよアーチパイプを立てる準備です。
本来であればアーチパイプを直接地面に打ち込むだけで済むところですが、今回は一工夫。
というのも、解体編でもお伝えしたように、パイプを抜いた際に中がサビていたため、
「このままじゃ使えん!」と判断し、パイプカッターでカットしました。
その結果、アーチパイプの長さがバラバラに…!
作戦変更!短くなった分は「支柱ジョイント」でカバー
バラバラになったアーチを補うため、地中に支柱パイプを打ち込み、
そこにアーチパイプをジョイントする方法をとることにしました。
アーチパイプの外径は22mmなので、それに差し込めるよう
19.1mmのパイプ(長さ1.5m)を支柱として用意。
耐久性を高めるため、ローバル(亜鉛系)スプレーでサビ止め処理を施しておきました。
私は色が気に入ったのでこちらにしましたが、もっと安価なものでいいと思います。

長く使う設備だからこそ、「ひと手間」が後々の安心につながります。
支柱の打ち込み手順
- あらかじめ張っておいた水糸に沿って、位置を決める
- グラウンドメジャーで50cm間隔を測定
- 杭打ち器を使って、地面に0.5m打ち込む
- 地上にはちょうど1mの高さが出るように
ここで苦戦したのが「垂直に打ち込む」こと。
傾いていると、アーチ全体が歪んでしまうため、ここは妥協できません。

マグネット式の水平器を活用して、慎重に角度を調整!
これを繰り返していき、最終的に合計60本の支柱を打ち込みました。
なんとかきれいに立てられました。
さすがに60本は体バキバキになりました。
私は人力でやり切りましたが、ミニユンボなどがあればそちらで打ち込むのも全然アリです。
次回予告|いよいよアーチパイプの取り付けへ!
次は、打ち込んだ支柱にアーチパイプを接続していきます。
長さが不揃いなアーチをどう揃えていったのか、
圧着工具の使い方や、まっすぐに仕上げるための工夫も紹介します!
お楽しみに!
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