結婚指輪って、買うのが当たり前。そう思ってたけど——
「せっかくなら、思い出として“ふたりで作る”ってのもいいよね?」
そんな妻のひと言からはじまった、私たちの指輪づくり。
でも正直、最初はちょっと不安もありました。
- ちゃんと作れるのかな?
- 失敗したらどうしよう?
- クオリティってどのくらい?
そんな疑問を抱えながらも、実際に作ってみたら「やってよかった」と思える体験でした。
この記事では、私たちが実際に体験した「リングラム」での彫金制作の流れと感想を、リアルにお届けします。
きっかけは“ふたりで残せる思い出”
入籍の話をしていたある日。
私:「指輪、どうする?」
妻:「既製品もいいけど、せっかくなら一緒に作りたい。思い出にもなるし、誰とも被らないし(笑)」
——というわけで、お店探しがスタート!
ネットで「結婚指輪 手作り」で検索して、いくつかの工房を比較。
その中で、口コミも豊富で実績もある『リングラム』を見つけて、「ここなら安心して任せられそう」と予約しました。
お店の雰囲気と制作前の不安
「手作りって、本当にうまくできるのかな?」
「金属って高いし、失敗したらショックでかいよね」
そんな不安をちょっと抱えつつ、いざ入店
店内に入ると、聞こえてきたのは「カンカン!ゴオオオ…」という作業音。
木を基調としたインテリアに囲まれた工房は、ジュエリー店というより“クラフト空間”のような雰囲気で、少しずつ緊張もほぐれていきました。
スタッフさんもすごく丁寧で、初心者の私たちにも優しく説明してくれます。
今回はプラチナを素材に、ツイスト(ねじり)加工の指輪を作ることに決定!
決め手は「結ばれているようなイメージでいいね」とふたりで意見が一致したからです。
結婚指輪づくり、スタート!
STEP1:鋼材をねじってツイスト加工

最初の工程は、棒状の金属を2本のペンチで“ねじる”作業。
これが意外と難しい!
力を入れすぎると折れそうだし、弱すぎるとねじれない。

「これ、本当にできるの…?」と不安がよぎる中、スタッフさんのアドバイスに従って慎重に進めます。
ふたりで交互に挑戦して、なんとか綺麗なツイスト加工に成功!
この時点で「ちゃんと形になるんだ…!」と少し自信がつきました
STEP2:Cの字に曲げていく
次は、ツイストさせた棒をペンチで曲げて「C字」にしていく工程。
ここでは金属が思ったより柔らかくて、スムーズに変形できました。
「ここまで来たら、なんか指輪っぽくなってきたね!」と少しずつ楽しくなってくる。

STEP3:溶接でつなぐ
ここからは“火”を使った溶接作業。少し緊張感が走ります。
繋ぎ目に専用の溶接材を置き、バーナーで炙って一気に接合。
私は以前の職場で溶接経験があったので得意分野でしたが、妻はやや不安気。でも、スタッフさんがしっかりサポートしてくれて安心して進められました。
無事、リングが完成!

STEP4:サイズ調整
指輪のサイズは事前に測定済み。
リングを円錐の棒にはめて、木製ハンマーでトントンと叩いて広げていきます。
カンカンカン…と響く音が小気味よくて、だんだん夢中に(笑)
最初は歪だったリングも、叩き続けることでしっかり丸くなり、ぴったりサイズに仕上がりました!

STEP5:研磨でピカピカに
いよいよ仕上げの研磨作業。
回転する研磨機にあてていくと、どんどん光沢が出てくる!
ピカピカに輝いてくると気持ちいいですね!
この工程がすごく楽しくて、ハンドメイド好きな妻も夢中になってました。

STEP6:スタッフさんによる仕上げ
最後に、“天の川”をイメージした加飾と、ふたりの名前を刻印してもらいました。
ここからはプロの技術におまかせ。
「最初は難しくて不安だったけど、意外と楽しくできたね」
「ほんと、来てよかった〜」

指輪、ついに完成!
\ 完 成 /

箱を開けた瞬間、思わずふたりで「めっちゃいい!!」
まさか、棒だった金属が、こんな綺麗な指輪になるなんて…
模様も刻印も仕上がりも、想像以上で大満足でした。
サイズもぴったり。重ねた手元を見てニンマリ(笑)

最後にスタッフさんが記念撮影もしてくれて、とっても良い思い出になりました。
まとめ:不安があっても大丈夫。想像以上に楽しい体験!
「うまく作れるかな…?」
「失敗したらどうしよう…」
そんな不安は、正直ありました。
でも、実際にやってみたら、ほとんどの工程は丁寧なサポート付きで、ちゃんと“カタチ”になっていきます。
完成した指輪はもちろん素敵でしたが、なによりも「ふたりで作ってる時間」そのものが、一生の思い出に。
今回私たちは彫金制作コース(プラチナ/ツイスト)でしたが、
- デザイン画制作コース
- ワックス成型コース
- ピンクゴールドやイエローゴールドの素材選択
- 誕生石や手書き刻印のカスタム
など、選択肢もたくさんありました。
「興味はあるけど不安」そんな人にこそおすすめしたい。
ふたりの記念になる、世界に一つだけの指輪作り。
——思った以上に楽しくて、想像以上に感動できますよ!
コメント