【第2回】アーチパイプ設置前の準備|地中に支柱パイプを打ち込む!

中古ビニールハウスの資材を使ってDIY再建設に挑戦した様子

さて、次はいよいよアーチパイプを立てる準備です。

本来であればアーチパイプを直接地面に打ち込むだけで済むところですが、今回は一工夫。

というのも、解体編でもお伝えしたように、パイプを抜いた際に中がサビていたため、
「このままじゃ使えん!」と判断し、パイプカッターでカットしました。

その結果、アーチパイプの長さがバラバラに…!

作戦変更!短くなった分は「支柱ジョイント」でカバー

バラバラになったアーチを補うため、地中に支柱パイプを打ち込み、
そこにアーチパイプをジョイントする方法をとることにしました。

アーチパイプの外径は22mmなので、それに差し込めるよう
19.1mmのパイプ(長さ1.5m)を支柱として用意。

耐久性を高めるため、ローバル(亜鉛系)スプレーでサビ止め処理を施しておきました。
私は色が気に入ったのでこちらにしましたが、もっと安価なものでいいと思います。

ハウス建設用の鉄パイプにローバル亜鉛スプレーでサビ止め処理をしている様子
再利用する鉄パイプには、ローバルスプレーでサビ止め処理を施して耐久性を確保。

長く使う設備だからこそ、「ひと手間」が後々の安心につながります。

支柱の打ち込み手順

  1. あらかじめ張っておいた水糸に沿って、位置を決める
  2. グラウンドメジャーで50cm間隔を測定
  3. 杭打ち器を使って、地面に0.5m打ち込む
  4. 地上にはちょうど1mの高さが出るように

ここで苦戦したのが「垂直に打ち込む」こと。
傾いていると、アーチ全体が歪んでしまうため、ここは妥協できません。

ビニールハウス建設のために巻尺と水糸を使って支柱の位置を正確に測っている様子
支柱の位置決めには、水糸と巻尺を使った正確な測量が欠かせません。

マグネット式の水平器を活用して、慎重に角度を調整!

これを繰り返していき、最終的に合計60本の支柱を打ち込みました。

なんとかきれいに立てられました。

さすがに60本は体バキバキになりました。
私は人力でやり切りましたが、ミニユンボなどがあればそちらで打ち込むのも全然アリです。


次回予告|いよいよアーチパイプの取り付けへ!

次は、打ち込んだ支柱にアーチパイプを接続していきます。
長さが不揃いなアーチをどう揃えていったのか、
圧着工具の使い方や、まっすぐに仕上げるための工夫も紹介します!

お楽しみに!

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